Hubspotワークフローのナビゲーション

コンサルタントのコラム

HubSpotで「ステップメール」を設定する方法

MAを活用するマーケティングコミュニケーション施策の一つに、ステップメールの配信があります。

ステップメールとは、あらかじめ設定しておいたメールを任意のタイミングで自動的に配信するメールのことです。対象となる顧客・見込客セグメントに、適切な内容を適切なタイミングでメール送信することができるので、自社商品をより良く理解してもらったり、購入意欲を高めることができます。

ステップメールの配信は、あらかじめMAに設定しておくことが可能です。したがって、マーケター業務の負荷を軽減することができます。今回は、「ステップメール」をHubspotではどのように設定するのか説明します。

 

Hubspotでのステップメール設定方法
Hubspotでのステップメール設定は、大きくは以下のような手順で行います。

今回は、仮のコミュニケーションシナリオとして、「メール講座登録フォーム」にメールアドレスを入力してもらった方へ、1日おきに3回のメールが自動送信されるステップメールを作成します。

なお、コミュニケーションのシナリオ、すなわち一連の「コミュニケーションの流れ」のことをHubSpotでは「ワークフロー」と呼びます。

1、3回分のメールの作成
事前に配信するメール(3回分)を用意しておきます。メール作成自体も、Hubspotでは簡単に作成可能ですので、別の機会にMAによるメールの作成方法について解説いたします。

2、ワークフローで1日おきにメールが順番に送信されるよう設定
まずは、下記の手順でワークフローの名前とタイプを選択します。
コンタクト>ワークフロー>「新規ワークフローを作成」ボタンをクリック

Hubspotワークフロー

Hubspot新規ワークフローを作成

ワークフローのタイプは、3種類ありますが、一番上の「標準」を選択してください。
「新規ワークフローを作成」ボタンをクリック

Hubspotワークフロー名作成とタイプの選択

Hubspotワークフロー条件と実行内容

クリックすると上記のような画面が表示されます。一番上の赤枠で囲っている部分が「条件」です。また、青枠で囲っている部分が「実行内容」です。つまり、「赤枠の条件に合致したら、青枠の実行内容を実施する」という設定をします。
今回のステップメールは、(条件)メールアドレス登録フォームに登録してもらったら、(実行内容)1日おきにメールを3回送信するという設定を行います。手順は下記のとおりです。

(条件)の設定
フォーム送信>「コンタクトが過去にフォームに記入した」でメール講座登録フォームを選択>保存

Hubspot条件の設定

(実行内容)
1)「アクションまたは遅延を追加」クリック>「アクションを選択」のプルダウンから「Send an Email」を選択>「Eメールを選択」のプルダウンから「1回目のステップメール」を選択>保存をクリック

Hubspotワークフローのメール送信設定
2)「アクションまたは遅延を追加」クリック>「アクションを選択」のプルダウンから「Delay」を選択>「FOR1日0時間0分」に設定>保存をクリック

Hubspotワークフローの1日遅延設定

以下この繰り返しです。

3)「アクションまたは遅延を追加」クリック>「アクションを選択」のプルダウンから「Send an Email」を選択>「Eメールを選択」のプルダウンから「2回目のステップメール」を選択>保存をクリック
4)「アクションまたは遅延を追加」クリック>「アクションを選択」のプルダウンから「Delay」を選択>「FOR1日0時間0分」に設定>保存をクリック
5)「アクションまたは遅延を追加」クリック>「アクションを選択」のプルダウンから「Send an Email」を選択>「Eメールを選択」のプルダウンから「3回目のステップメール」を選択>保存をクリック

*「delay(遅延)」とは、メールの送信タイミングを任意の時間、後ろにずらすことができる機能です。日本語訳の「遅延」という表現あまり適切ではないですね。

最後にワークフローを「有効化」して設定完了です。

Hubspotワークフロー有効化

今回は、シンプルなステップメールの設定方法を説明しましたが、もっと複雑に条件分岐するステップメールを設定することも可能です。例えば、開封したタイミングで次のメールを送信したり、2日経っても開封されない人だけにタイトルを変えたメールを送信したり、メール内のリンクをクリックしていない人には別のメールを送信したりすることも可能です。このような分岐の設定は、「if/then branch」で設定が可能ですが、詳しい説明は別記事にさせていただきます。

Hubspotワークフローのif/then分岐設定

 

効果的なステップメールを送信するには
このようにHubspotでステップメールを送信するのはとても簡単です。技術的な知識は不要で、手順さえ覚えてしまえば設定は容易です。しかし、効果的なステップメールを送信できるかどうかは別の話です。効果的なステップメールを送信するためには、顧客・見込客のことを深く理解しなければなりません。

既にご説明したように、ステップメールは様々なタイミングで送信することが可能ですが、御社の顧客はどんなタイミングで送信するのが最も反応が良いのでしょうか?また、どのような内容を送るのが効果的なのでしょうか?

もしかしたら、メール開封後、3日おいてから送信した方がいいのかもしれませんし、開封してから数時間以内に次のメールを送信した方がいいかもしれません。最適なタイミングと内容を見つけて、効果的なステップメールを設定するためには、顧客をどれだけ深く理解しているかにかかっています。


執筆者:赤沼悠介執筆者:赤沼悠介

株式会社ジェネシスコミュニケーション

マーケティングインテリジェンス事業本部

プロデューサー

 


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