DACのDMP「AudienceOneR」とランドスケイプ社の日本最大級の企業データベースが連携
昨今、注目を集めている「ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)」。企業属性が付加されたDMPの活用により、企業単位でターゲットを捉えるABMの実践に大いに役立つかもしれません!
最近公開されたニュースリリースや記事から「注目情報」を取り上げ、独自の視点で解説していきます。
今回注目したのはこちら。
DACのDMP「AudienceOneR」とランドスケイプ社の日本最大級の企業データベースが連携
このたび、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社本社東京都渋谷区、代表取締役社長CEO島田雅也、以下 DACと、株式会社ランドスケイプ本社東京都新宿区、代表取締役社長福富七海、以下 ランドスケイプは、DACのDMP「AudienceOneR」(※1)とランドスケイプの日本最大級の企業データベース「LBC」※2を連携し、企業属性を特定したターゲティング広告の提供を開始いたします。(※1)DACが開発し提供している「AudienceOneR」は、広告配信結果、ソーシャルメディア、提携企業の3rd Partyデータなどを収集・解析し、見込顧客の発見や既存顧客のロイヤルカスタマー化などの様々なマーケティング施策に活用できるDMPです。
(※2)「LBC」について http://lbcsite.landscape.co.jp/
「LBC」は、ランドスケイプが日本全国の事業所に11桁の管理コードを採番した法人データです。出典元はこちら(デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社 2017年7月3日発表)
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『ジェネシス』の視点
『DACのDMP「AudienceOneR」とランドスケイプ社の日本最大級の企業データベースが連携』について、「ジェネシス」の視点で解説します。
昨今、BtoB企業のマーケティングにおいて「ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)」という手法が注目を集めています。
「ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)」の“アカウント”とは、取引先企業のことを指しています。したがって、アカウント・ベースド・マーケティングとは、「企業単位」でターゲットを捉えるマーケティングという意味になります。
このABMに活用できる、DMP「AudienceOneR」とランドスケイプ社の企業データベース「LBC」の連携が発表されました。
従来のDMPデータでは、サイトの閲覧状況などから推定したインターネットユーザー個人の関心や職業、役職などのセグメントで分析やターゲティングを行っていましたが、今回DACの「AudienceOneR」は、ランドスケイプが保有する日本最大級の企業データベース「LBC」をキーにして、インターネットユーザーの所属する企業の属性、具体的には「業種」や「売上」「従業員数」「地域」「上場有無」などの新たなセグメントデータが付加されたDMPとなっています。
このセグメントデータを活用することにより、B2B企業では、例えば「従業員500人以上、関東エリアに本社を置く製造業」といったアプローチしたい企業の属性に絞り込んだセグメントでより適切な広告配信が可能となり、結果としてコンバージョン率の向上が期待できます。
こうした企業属性が付加されたDMPは、企業単位でターゲットを捉えるABMの実践に大いに役立つであろうことは言うまでもありません。
ただし、現実には、業種や売上といった静的属性でターゲティングすることが、必ずしもコンバージョン率を高めることにつながらない場合もあります。したがって、まずは小規模予算でテストマーケティングを実施、効果検証を繰り返しつつ精度を高めていく必要があります。
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