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マーケティング学会【マーケティング本 大賞2023】決定~マーケターなら読んでみよう!

2018年からはじまった日本マーケティング学会員が選ぶ「日本マーケティング本 大賞2023」。その年のカンファレンスで大賞が発表されます。(今年は10月29日に開催)
ノミネートされる書籍もマーケターなら読んで力をつけたりものばかり。
どうぞこれを機会にあなたもご一読下さい。

▼▼▼2023年大賞▼▼▼

『イノベーションの競争戦略:優れたイノベーターは0→1か?横取りか?』

内田 和成(編著)
【東洋経済新報社、2022年4月刊行 ISBN:4492534490】単行本・263ページ

多くのマーケターにとって、技術革新のイノベーションとは身近ではない。しかし、「価値創造」「態度変容」「行動変容」についてはどうでしょうか?顧客の持っている価値観を考えながら自社商品やサービスを買ってもらえるように、顧客の態度や行動を変化させようと日々考えているのではないでしょうか?

消費者の習慣を変えるために悩むマーケターには、この本の豊富な事例とともにマーケティングヒントが隠されているでしょう。

▼▼2023年準大賞▼▼

『応援消費:社会を動かす力』

水越 康介(著)

【岩波書店、2022年7月刊行 ISBN:400431934X】新書・222ページ

この本では、赤い羽根募金からNPO、ふるさと納税の話題もおさえつつ、バイコットとボイコットにふれています。

選ばれる商品を目指し、買う理由を消費者に与えたいと考えているマーケターの方も是非、消費で支援する動きが生み出された背景、応援消費について学んでみましょう。

▼2023年準大賞▼

『進化するブランド:オートポイエーシスと中動態の世界』

副題にある【オートポイエーシス】の説明は第10章まで出てきません。

この本はアーカーとカプフェレの意見主張を踏まえながら『日本において独特のブランディングがなぜ展開したのか?』に迫る、日本型ブランディングの理解を深めていくための一冊です。

石井 淳蔵(著)【碩学舎、2022年8月刊行 ISBN:4502431419】単行本・400ページ


2023年ノミネート作品

『「持たない時代」のマーケティング:サブスクとシェアリング・サービス』

自社の商品はサブスクやシェアとは関係ないからなぁと思っているマーケターにこそ読んで欲しい一冊。

もしかしたら売れない理由に、持たない時代の消費者の価値観があるのかもしれません。第5章 3:価値観による5つの消費者タイプの分類と、第6章 特徴的な人々(ペルソナ)は必見です。

髙橋 広行・CCCマーケティング総合研究所(編著)【同文舘出版、2022年5月刊行 ISBN:4495650157】単行本・264ページ


『アートプレイスとパブリック・リレーションズ:芸術支援から何を得るのか』

川北 眞紀子・薗部 靖史(著)【有斐閣、2022年12月刊行 ISBN:4641166056】単行本・270ページ


デュアル・チャネル:B2Bマーケティングにおける流通戦略』

石井 隆太(著)【千倉書房、2023年1月刊行 ISBN:4805112662】単行本・202ページ


『地域プラットフォームの論理:プレイス・ブランディングに向けて』

長尾 雅信・山崎 義広・八木 敏昭(著)【有斐閣、2022年10月刊行 ISBN:4641166064】単行本・192ページ


『カスタマー・アドボカシー志向:デジタル時代の顧客志向戦略』

山岡 隆志(著)【有斐閣、2023年3月刊行 ISBN:4641166145】単行本・232ページ


マーケティング学会の公式発表はコチラから

日本マーケティング学会員が選ぶ「日本マーケティング本大賞2022」
日本マーケティング学会員が選ぶ「日本マーケティング本大賞2021」
日本マーケティング学会員が選ぶ「日本マーケティング本大賞2020」
日本マーケティング学会員が選ぶ「日本マーケティング本大賞2019」
日本マーケティング学会員が選ぶ「日本マーケティング本大賞2018」

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