「オウンドメディア担当者」必読連載!

不安を一掃!インタビュー現場での対処法

インタビュー現場は、どのような相手にも万全に失礼なく対応したいものですが、本業でない運営担当者ほど、ハードルが高いタスクですよね?最低限のノウハウを身につけるだけでも、見通しがついて、現場での不安感は抑えられます。

未経験者やまだまだ場数が少ない運営担当者ほど、不安なくインタビュー現場に臨めるためのコツを解説しましょう。

目次

相手次第で対応は変えない。常に万全の準備を!

インタビュー現場の肝は、「きちんと準備すること」に尽きます。

現場が初めてであれば、想像以上に緊張しますし、先の見通しが浮かばずじまいです。そうした不安の軽減は事前の準備で補うしかありません。事前にインタビュー先へのコミュニケーションを重ね、あらかじめ質問リストを作って段取りを用意しておくと、失敗しない進め方につながります。あとは場数を踏みながら、用意した段取りをそのまま活用するか、部分的に活用するかの判断力を磨きます。特に場数を踏んでいないオウンドメディアの兼任担当者は、インタビューを行う相手がインタビューに「慣れていない」相手か、「慣れている」相手かを見極め、不慣れ/慣れの状態別での対応方法を身につけましょう。

どちらのタイプの相手でも共通するベースが、現場に真摯に向き合い、不測の事態にソツなくこなせるための準備をしておくことです。どれほど場数をこなした人でも、準備不足は禁物。裏を返せば、未経験者や経験の浅い人でも、しっかり準備を行えば、大きな失敗をする確率は確実に下がります。

誰もが納得する見事な進行はなかなかできるようになりませんが、自分の不出来が貴重な相手の時間を無駄にしかねないことも肝に銘じましょう。たとえ進行中に頭が真っ白になってもその場を乗り切れる準備をしておき、アドリブや咄嗟の機転で乗り切ろうなどと思わないこと。具体的には、きちんと質問リストを用意し、質問リストの順番通りに進められるようにしておきます。

参考:質問リストに関する準備の仕方については、過去のコラムを参照してください。
今日から使える ~実践的、社内インタビューのススメ~

慣れていない相手には「段取り重視」で!

ここからタイプ別で考えましょう。

インタビューに慣れていない相手については、相手が現場そのものに慣れていません。事前に質問リストを送っていても、「何がどう現場で展開されるのか?」よくわかっていません。相手まかせにして現場が膠着しないために、最初から最後まである程度の段取り(尋ねる順番を練り上げた質問リストに沿った進行)を決めて臨みましょう。「質問リストに沿いながら答えてくれれば大丈夫です」と、現場で強く進行を促すくらいが相手も安心します。

「質問に答えるだけでいいの?」など、何かと不安になりがちな相手には、答えることに集中できる状況設定が必要です。進行が軌道に乗ってくれば、慣れない相手でも気持ちがほぐれてきて、徐々に現場の感覚をつかんでくれるものです。

また、慣れていない相手は用意した質問に都合よくあわせる余裕がないと想定して、都合のいい返答をしなかったり、質問の趣旨と合わない回答をしたりしても、何度も丁寧に趣旨を説明しましょう。そして、常に質問リストに立ち返ります。理想的な進行は、相手の発言に合わせて質問リストに縛られない進行ですが、インタビューを行う側の経験が浅いと至難のわざです。まずは着実に用意した手順で進行できることに専念しましょう。徐々に場数を踏みながら、相手の発言を受けての返答の感覚をつかむといいでしょう。社内に経験者がいるなら、質問リストに基づきながら「どう進めているか」という観点を意識して、現場に同行してみてください。

あらかじめ相手の情報を詳しく入手できるに越したことはありません。よりリスクを回避するためには、相手が面倒に感じない程度に、事前に何度か相手とやり取りしておけると安心です。


インタビューに慣れていない相手には、これら3点を意識して進行してください

慣れている相手には、要所のハンドリングを心がけよう

次に、インタビュー慣れしている相手についてです。

最初から最後まで入念に準備しておくことは変わりありません。段取り通りに進められる場合、特に不明点なく進行できるでしょう。時に相手のペースや表情を鑑みながら、気遣いを忘れず進められればOKです。

慣れている相手で気をつけたいのが、相手が段取りを無視して話し出す展開です。“段取りありき”の意識が強く臨むと、非常に戸惑うはずです。インタビューの目的は、核心に迫る話を相手がしてくれることですので、話の流れで核心に触れてくれそうなら問題はありません。あらかじめの計画に基づくインタビューをしやすくするために段取りを用意するだけであって、結果的に聞きたい内容さえ話してくれればOK。手段(段取り)より目的を優先しましょう。

さすがに本筋から脱線する話が続くなら、躊躇なく用意した段取りへと戻してください。特に取材時間の終了が近づいていれば、たとえ相手が気持ちよく話していようが容赦なく話を遮って、本題に戻りましょう

どれほど相手が核心に迫る話をしたかにかかる現場で、どの要素がどれほど足りているか、を即座に判断するのは難しいです。であればこそ、相手が一通り話し終えてから、時間が許される範囲で気になることは何度も確認しましょう。同じような内容を重ねて聞いてしまっても気にせずに。相手も質問リスト順に話していない自覚があるので、多少の重複は問題ありません。

整理すると、
序盤から中盤まで:相手のペースにあわせてOK
終盤:遠慮せず聞き逃したと感じる要素を優先的に聞く
となります。


インタビューに慣れた相手には、相手のペースを尊重しながら、上の3点も忘れず臨みましょう

急にはうまくできない。堅実な準備が身を助く

特に兼任担当者は、兼任というハンディを踏まえ、少ない場数で現場感覚を磨くしかありません。インタビュー相手の慣れ/不慣れを意識した進め方を何度か重ねながら、きちんとした準備の上で臨むことを習慣化してください。例えば、インタビュー慣れした相手に段取りを重視しすぎると、「回答を誘導したいのか?」などと、あらぬ詮索もされがちですが、段取りベースのほどよい進め方がつかめてくると、詮索されない進行ができてきます。

インタビューの醍醐味は、実際に話をするからこそ引き出される、相手の真に迫った言動です。相手ならではの言動を引き出すためには、きちんとした準備が大前提だと捉え、時に段取りを重視し、時に段取りを度外視しながら、相手の本質的な回答を導いていきましょう。

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