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1分で用語解説:処理流暢性(processing fluency)

処理流暢性(processing fluency)とは、情報が脳内で処理される際の容易さや速さのこと。

処理流暢性

親しみ・理解・美的快感など、情報処理に関する個人の主観的な体験の影響を受け、好み、信頼、真偽の評価など、判断や意思決定に影響することもある。

処理流暢性の考え方はマーケティング施策(ロゴデザイン・ブランド名の命名等)にも役立ちます。下記のマーケティングジャーナルのレポートも是非ご覧ください。

優れたデザインは,企業が競争優位を獲得するうえで重要な要因の 1 つになっている・・・略・・・消費者がどのようなデザインに対して審美性を知覚するのかについて議論を行った。具体的には,色,形状,水平配置,垂直配置といった要素が審美性知覚に及ぼす影響について,既存の研究知見を整理し,体系化を図った。こうした考察は,研究知見の体系的把握を可能にするだけでなく,デザインに携わるマーケターにも有益な実務的示唆をもたらすと考えられる。

審美性知覚と消費者行動の接点』の要点より抜粋
おススメのマーケティング文献

マーケティングジャーナル2019 年 38 巻 4 号 p. 20-34
  ・『審美性知覚と消費者行動の接点』朴 宰佑, 外川 拓
もっと気軽に処理流暢性

Togetter – 国内最大級のTwitterまとめメディア より
  ・「処理流暢性」ってなに?→「わかりやすい=真実」にみえてしまう心理です。

処理流暢性についてはこちらの記事でも
▼「行動デザイン」を学ぶ~第24回:効率的な情報処理プロセスについて

接触回数が増えることにより処理流暢性が高まり、好意を感じるようになる単純接触、ザイアンス理論はこちらの記事でも
▼「行動デザイン」を学ぶ~第23回:受け手視点の「情報処理プロセス」に迫る

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株式会社ジェネシスコミュニケーション

ジェネシスのマーケティングプロフェッショナルが編集を担当。独自の視点で厳選した実践的ナレッジをお届けいたします。

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