GA4を身につけるために~第0章~まずは学び方を知ろう!
2023年7月、UA(ユニバーサル アナリティクス)が停止します。「GA4は入れてあるけど、まだ何も分かっていてない…」「新しいツールって何をしたら良いか分からない」そのような皆様に、今回はGoogleアナリティクス4を学ぶために私が有益な情報だと思ったものをご紹介します。GA4の参考になるリンクも載せていますので、ご活用ください。
本やサイトを見つけよう!
【GA4 導入 方法】と検索すると様々なページが検索されます。どのページを見ればよいのか?どの情報が正しいのか?1つ1つのページを開いて調べるのは大変ですよね。
私はまずネット情報の海に溺れてしまう前に、書籍を探しました。街の大きい書店ならGA4関連の特設コーナーもあるかもしれません。
窪田 望 (著), 江尻 俊章 (著), 木田 和廣 (著), 神谷 英男 (著), 礒崎 将一 (著), 山田 智彦 (著), 富田 一年 (著), 佐藤 佳 (著) & 23 その他
ISBN:9784295011729
発行:インプレス(2021年9月)
A5判 464ページ
・Googleアナリティクス4のやさしい教科書。 手を動かしながら学ぶアクセス解析の基本と実践ポイント
山野 勉 (著)
ISBN: 978-4295202509
発行:エムディエヌコーポレーション (2022年3月)
232ページ
・いちばんやさしいGoogleアナリティクス4の教本 人気講師が教える行動計測とユーザー理解の基本
著者:山浦直宏(著/文)
ISBN:978-4-295-01510-9
発行:インプレス(2022年8月)
A5判 256ページ
私は『1週間』という文字にひかれて書籍を購入しました。しかしながら、UA停止を前にGA4の設定や情報も日々更新されていますので、新しい更新情報も押さえていきたいと思います。
【Googleアナリティクス4 公式情報】
・次世代のアナリティクスである Google アナリティクス 4(GA4)のご紹介 – アナリティクスヘルプ
確実なのは公式情報ですが、海外で作られているツールは、最初のリリース言語が英語だったりするので、その時の私には一人でGA4を学び続けるには大変だと感じました。
そこで、国内でGA4についての情報発信をしているお二方をご紹介します!
もちろんGA4に詳しい方やWebアナリストの方も沢山いらっしゃると思います。
しかし、私がふと手元にあるGoogleアナリティクス関連の書籍の著作者名をみた時に『小川卓』さんのお名前が並んでおり、UAの時代から知らず知らずのうちにお世話になっていたことを改めて知りました。
また、木田 和廣さんはGA4に限らず、TableauやBigQueryことも含め発信されているので、より深いことを知りたい方にはおススメです。
一度、講座に参加してみる!
GA4を導入し、網羅的な情報や概要を手にした後、本当に自分が理解しているのか?心配になりませんか?
誰かに教えたり、伝えるチャンスがあれば、自分の学びの棚卸しも兼ねて学びなおすことも可能ですが、『GA4を分かっているのか、分かっていないのか』あやふやな状態でGA4のツールを触っている人も多いのではないでしょうか。
そのような時は、ぜひ一度、GA4の講座に参加してみてください。
GA4講座情報 ※日時や詳細はリンク先で確認してください※
▼小川さんの会社HAPPY ANALYTICSが主催するイベント
・HAPPY ANALYTICS | Peatix
▼MarkeZine編集部が企画・運営するマーケジン・アカデミー
・Googleアナリティクス4実践講座~基本編
・ワークを通して習得 Googleアナリティクス4実践講座
▼インプレス発行のGA4書籍の著作者の講座も開催されるかも?!
・有料講座・研修 | Web担当者Forum
▼アナリティクスの協議会 アナリティクスアソシエーション (a2i)
・セミナー・イベント予定
▼講座・試験一覧 – ウェブ解析士協会
・Googleアナリティクス講座
『初心者向けの講座に参加して、思いのほか知っていることが多かった!』と思うこともあるかもしれません。新しいことを学ぶことだけに限らず、自分の学びの、理解の深さや範囲を改めて再認識することが出来ることも講座へ参加する利点です。
また講座で質問をすることにより、一層理解が進むでしょう。質問するのは恥ずかしいと感じますが、オンライン講座は手を挙げる必要もなく、こっそりチャットに記入することが出来たりして安心です。
より実践的に学ぶ!
書籍やサイト、講座を座学で学んでいても、ツールの操作は経験が必要です。ならその経験をどのように積み重ねていけば良いでしょうか?
そのポイントは、『実現したい(したいこと)』を明確にする ことです。
1から10まで機能や操作を学んでも、自分が使わない機能の操作については忘れてしまうものです。機能や操作を学ぶのではなく、『実現したい(したいこと)』があって、それを可能にするために機能や操作を学ぶという姿勢が、実践的により学びが身につくものとなるでしょう。
その為におススメの公式ヘルプは、用語集と探索ハンドブック
・Glossary(用語集) – アナリティクス ヘルプ
・[GA4] 探索ハンドブック – アナリティクス ヘルプ
『UAでこんなことを解析してたんだけどGA4ではどうやるんだろうか?』等とするべき操作方法や手段を探せる『逆引き』可能な本もおススメします。
・「やりたいこと」からパッと引ける Googleアナリティクス4 設定・分析のすべてがわかる本
小川 卓 (著)
ISBN:9784800713087
発行:ソーテック社 (2022年10月)
528ページ
4月18日発売・できる逆引き Googleアナリティクス4 成果を生み出す分析・改善ワザ 182
木田 和廣 (著), できるシリーズ編集部 (著)
ISBN:978-4295015642
発行:インプレス(2023年3月)
480ページ
今春発売の木田さんの書籍は、私も今から楽しみにしています。
上記の書籍には182もワザがあるようですが、それらすべての分析・改善ワザを使いこなすことを目指すよりは、自分の業務で使えそうなワザをいくつか押さえる、つまり使わない機能や操作は気にしない!といった割り切った学びをしていく予定です。
まとめ
いかがでしたか?残り半年でGA4を学び、身に着けることはできるでしょうか?
忙しいビジネスパーソンが学ぶのはなかなか難しいかもしれません。
それでも
・概要や体系的な情報をつかむ
・調べるための有益な情報リソースを確保する
・学ぶこと、学ばないことを明確にし、実践的に挑戦する
これらを意識していけば、日々の業務の積み重ねのなかで自然と身についていくかもしれません。
残り時間も限られています。もしまだGA4を導入されていないとしたら、今すぐ導入だけはしておいてください!!!
またマーケの強化書でもGA4をはじめとした、マーケティングツールの話題は追いかけていこうと思っています。
意外な所でつまずいていませんか?GA4導入後に困ったことを集めました。