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【マーケ担当者必見!】デバイスが変わってもユーザーを捕捉!Googleアナリティクス「自動クロスデバイストラッキング機能」

「ユーザー数って言ってもデバイス換えられちゃうとね…。」
ついにこの悩みが解決される日が来ましたよ!
Googleさんが「自動クロスデバイストラッキング機能」をリリースしました。この機能がどんなものか、簡単にご説明しましょう。

「自動クロスデバイストラッキング機能」リリースの今までとこれからの違い

デバイスが異なるユーザーは、別カウントとは言うものの、今までも環境が整えばデバイスを跨いだ計測はできました。しかし「ログイン機能があるサイトのみ」「ユーザーIDをGAと連携」という条件付きの上に設定がちょっと面倒な状態でした。
しかし、それがユーザーIDの設定をせずに簡単な設定でデバイスを跨いだ計測が可能になるのがこの「自動クロスデバイストラッキング機能」です。

設定方法は?

とても簡単な3ステップなのですぐに終わります。

1. 管理画面からメニュー「プロパティ設定 > トラッキング情報 > データ収集画面」を開きます
2. 「Google シグナルが有効になったため、広告向けの機能である「クロスデバイス データの収集」と「デバイスをまたいだユーザーへのリマーケティング」がアップグレードされました。」と表示されていますのでアップグレードをしてください
3. 「Google シグナルを有効にする」で「続行」から「有効にする」を選択
以上です。すごく簡単ですね。

一度アップグレードをすると、その後は以下の画面で簡単にオンオフができるようになります。

ここで注意したいのが、設定してすぐに見ることはできないということです。データをため込む日数が必要なので、早めに設定しておきましょう。

クロスデバイストラッキングができると何が変わるの?

計測内容にどのような違いが出てくるのか新規ユーザー数を例に考えてみましょう。
今まではデバイス毎のカウントだったため、一人のユーザーがスマホとタブレットで1回ずつ閲覧した場合、新規ユーザー数が2でした。
これが、デバイスを跨いでの計測が可能となるため、一人のユーザーがスマホとタブレットで1回ずつ閲覧した場合新規ユーザー数が1となるわけです。
目減りしたように見えるかもしれません。集客で本当のファーストセッションが分かるので、どのデバイスに対して集客施策を強化するべきかというところも考えやすくなるのです。

レポートも色々登場

レポートは4種類のレポートがリリースされています。

レポートの使い方は色々考えられますが、まず大きいのは「デバイスにとらわれない本当のユーザー数が分かる」というところと「複数デバイスを使っているユーザーの割合が分かる」というところです。

まとめ

この設定により実現されるのは、よりユーザーの行動が見える世界です。
そのページの役割や情報量、時間経過などに伴う環境変化によってデバイスを使い分けるユーザーの細かな動きを分析することが可能になってくるでしょう。それによって、リリースのタイミングや広告の出し分け、ページの出し分け等、色々打てる対策が変わってくるのではないでしょうか。
このデータから何を捉えていくか、今から楽しみですね。

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株式会社ジェネシスコミュニケーション

ジェネシスのマーケティングプロフェッショナルが編集を担当。独自の視点で厳選した実践的ナレッジをお届けいたします。

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