コンサルタントのコラム

HubSpotで「ステップメール」を設定する方法

[2016.01.07:初公開]
[2020.02.19:現状のHubSpotの設定に合わせて加筆修正]
マーケティングオートメーション(以下MA)を活用するマーケティングコミュニケーション施策の一つに、ステップメールの配信があります。

ステップメールとは、あらかじめ設定しておいたメールを任意のタイミングで自動的に配信するメールのことです。対象となる顧客・見込客セグメントに、適切な内容を適切なタイミングでメール送信することができるので、自社商品をより良く理解してもらったり、購入意欲を高めることができます。

ステップメールの配信は、あらかじめMAに設定しておくことが可能です。したがって、マーケター業務の負荷を軽減することができます。
今回は、「ステップメール」をHubspotではどのように設定するのか説明します。

Hubspotでのステップメール設定方法

Hubspotでのステップメール設定は、大きくは以下のような手順で行います。

今回は、仮のコミュニケーションシナリオとして、「メール講座登録フォーム」にメールアドレスを入力してもらった方へ、1日おきに3回のメールが自動送信されるステップメールを作成します。

なお、コミュニケーションのシナリオ、すなわち一連の「コミュニケーションの流れ」のことをHubSpotでは「ワークフロー」と呼びます。

1、フォームの作成
ステップメールを送信する先となるメールアドレスを登録するフォームは用意しておきます。Hubspotでは簡単に作成可能ですので、別の機会にMAによるメールの作成方法について解説いたします。

2、3回分のメールの作成
事前に配信するメール(3回分)を用意しておきます。メール作成も簡単に作成可能です。

3、ワークフローで1日おきにメールが順番に送信されるよう設定
まずは、下記の手順でワークフローのタイプを選択し、新規ワークフローを作成していきます。
[自動化]>[ワークフロー]>[ワークフローを作成する]ボタンをクリック
Hubspotワークフローへの導線

Hubspot新規ワークフローを作成

ワークフローの様々なテンプレートも選べるように表示されていす。左側は「コンタクトベース」、右側のワークフローのタイプは3種類のなかから一番上の「最初から開始」を選択されているのを確認して、
[次へ]ボタンをクリック。
Hubspotワークフロータイプの選択

Hubspotワークフロー図

クリックすると上記のような画面が表示されます。ワークフローのフロー図を描くためのスペースと捉えてみたら分かりやすいかもしれません。上から下へとフローを描いていきます。

今回のステップメールは、(コンタクト登録トリガー)メールアドレス登録フォームに登録してもらったら、(アクション)1日おきにメールを3回送信するという設定を行います。手順は下記のとおりです。

(コンタクト登録トリガー)の設定
[登録トリガーを設定]をクリック>フォーム送信を選ぶ

登録トリガー:検索窓でフォームを検索>フォームを指定する>[フィルター適用]ボタンをクリック>[保存]ボタンをクリック


コンタクト登録トリガーが設定されました。任意のフォーム(今回は「メール講座登録フォーム」)でコンタクトが登録することにより、このワークフローが動きだします。

(アクション)
1)[+]クリック>アクションを選択から外部のコミュニケーション[Eメールを送信]を選択>Eメールを選択から[ステップメール1回目]を選択>[保存]をクリック




ステップメール1回目が送信される設定がされました。

2)[+]クリック>アクションを選択から[遅延]を選択>[1日0時間0分]に設定>[保存]をクリック
Hubspotワークフローの遅延設定
Hubspotワークフローの1日遅延設定

ステップメール1回目が送信後、1日時間の経過を待つ、遅延設定がされました。
Hubspotワークフローの1日遅延設定済み

以下この繰り返しです。

3)[+]クリック>アクションを選択から外部のコミュニケーション[Eメールを送信]を選択>Eメールを選択から[ステップメール2回目]を選択>[保存]をクリック
4)[+]クリック>アクションを選択から[遅延]を選択>[1日0時間0分]に設定>保存をクリック
5)[+]クリック>アクションを選択から外部のコミュニケーション[Eメールを送信]を選択>Eメールを選択から[ステップメール3回目]を選択>[保存]をクリック

*「遅延」とは、メールの送信タイミングを任意の時間、後ろにずらすことができる機能です。

ワークフローの全体像はこのようになりました。

最後に[確認]をして、ワークフローを[有効化]して設定完了です。
Hubspotワークフロー有効化

今回は、シンプルなステップメールの設定方法を説明しましたが、もっと複雑に条件分岐するステップメールを設定することも可能です。例えば、開封したタイミングで次のメールを送信したり、2日経っても開封されない人だけにタイトルを変えたメールを送信したり、メール内のリンクをクリックしていない人には別のメールを送信したりすることも可能です。このような分岐の設定は、「if/then 分岐」で設定が可能ですが、詳しい説明は別記事にさせていただきます。

効果的なステップメールを送信するには

このようにHubspotでステップメールを送信するのはとても簡単です。技術的な知識は不要で、手順さえ覚えてしまえば設定は容易です。しかし、効果的なステップメールを送信できるかどうかは別の話です。効果的なステップメールを送信するためには、顧客・見込客のことを深く理解しなければなりません

既にご説明したように、ステップメールは様々なタイミングで送信することが可能ですが、御社の顧客はどんなタイミングで送信するのが最も反応が良いのでしょうか?また、どのような内容を送るのが効果的なのでしょうか?

もしかしたら、メール開封後、3日おいてから送信した方がいいのかもしれませんし、開封してから数時間以内に次のメールを送信した方がいいかもしれません。最適なタイミングと内容を見つけて、効果的なステップメールを設定するためには、顧客をどれだけ深く理解しているかにかかっています。

行動デザイン#1

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