1分で用語解説:プロスペクト理論
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_790,h_300/https://genesiscom.jp/wp-content/uploads/2020/05/kwd-prospect-theory.webp)
人は手に入れること(利得)より、失う(損失)ことを過大に評価しがちで、そのため最適解を求めるよりも、損失を回避するための行動をとりやすい。
![行動経済学:プロスペクト理論](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_693,h_563/https://genesiscom.jp/wp-content/uploads/2020/05/kwd-prospect-theory-1-1.png)
ダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーはプロスペクト理論で、実験などで観察された事実から、不確実性下に人がどんな予測を立て行動するかをモデル化した。
一般的に、利得に対して下に凹型であり、損失の場合は下に凸型。損失の場合は利益よりも急峻である。
行動経済学における最も代表的な理論の一つ。
1979年:認知心理学者だったカーネマンが、同僚のトヴェルスキーとともに経済学の論文誌「エコノメトリカ」に発表。
2002年:カーネマンはこのプロスペクト理論によりノーベル経済学賞を受賞。
行動経済学が身近な事例で学べる大好評の行動デザインの連載はコチラから
参考文献