あなたもHubSpotマスター?!

あなたもHubSpotマスター?!ウェビナー事始め(3)HubSpotを使いこなす~メール編~

今回は、『あなたもHubSpotマスター?!ウェビナー事始め』3回目として、ウェビナーを行うために使うHubSpotのメール機能について説明していきます。
マーケティングオートメーションを導入したらどんなことが出きるのか?の具体的なイメージも湧いてくると思いますので、HubSpot未導入の企業の方、ウェビナーを実施しない企業の方もご一読下さい。

目次

HubSpotマーケティングEメールでメールを作ろう

用語の説明

HubSpotでメールを作成する流れを説明する前に、知っておいて欲しい用語の解説をさせてください。

  • メールのタイプ
    • 通常送信:ワークフローを使わずに送信するメール
    • 自動送信:ワークフローを組んで送信するメール

それぞれのメールタイプは作った後に変換して切り替えることが可能です。

  • メールテンプレート
    • カスタム:Eメールのワイヤーフレームを組むことも可能。HTMLメルとテキストメールが別編集となり、細部までこだわったメールを作成できる。
    • ドラッグ&ドロップ:複雑なレイアウト設定やテキストメールの編集は出きないが、メールに使用するコンテンツをドラッグ&ドロップで選べ、簡単にレイアウトすることができる。

ドラッグ&ドロップでイメージを作った後に、最終的に配信するメールをカスタムメールでオリジナルのレイアウトで組み直し作成するなど運用上のテクニックとしも使えます。
しかしながら相互に途中から変換することは出きません。

  • パーソナライズトークン:個人に紐づく個別の情報をメール上に記載する機能。例えば、「●●様」の●●部分が該当。HubSpot以外では『差し込み』と呼ばれる機能。
  • スマートルール:個人やセグメントごとに異なったコンテンツを表示させるための機能。

これらの機能は一斉送信を行うメールのなかで個別対応、カスタマイズされたメールを作り込むことが可能です。まずはパーソナルトークンで受信者の名前を入れてみる所から始めましょう!

ドラッグ&ドロップでメールを作る

今回は、ドラッグ&ドロップでテンプレートを使った流れです。簡単にメールが作成できますので、ウェビナー登録フォームに申し込んだ方への自動配信サンクスメールを作ってみましょう。

[マーケティング]→[Eメール]を選ぶ。
マーケティングEメールで[Eメールを作成]をクリック。
Eメールタイプは[自動送信]を選択。
[カスタム]と[ドラッグ&ドロップ]のテンプレートが出てくる。[ドラッグ&ドロップ]を選択し、今回はドラッグ&ドロップの[シンプル]をクリック。
テンプレートの文字が入った状態で作成がスタートする。

[ドラッグ&ドロップ]タイプのメール作成です。左から必要なコンテンツやレイアウトを右のメール本文にドラッグして持っていきます。

レイアウトも同様にドラッグ&ドロップで設計しておき、クリエイティブ完成以前に画像を表示させる場所を確保し、後から画像を挿入することも可能です。

メール作成本文の右上にある[パーソナライズ]をクリックすると[パーソナライズトークンを挿入]からトークンを選ぶことが出きます。

申込みフォームで記入してもらった項目を選ぶことにより、ウェビナー申込時に入力した内容を受信者に伝えることが可能です。

編集しているメール文面上でパーソナライズトークンは、上記のようにオレンジ色で表示、メールタイトルにパーソナライズトークンを入れると{{ contact.firstname }}のようにテキスト表示されます。

[編集]でメール本文を作成し、[設定]で送信者アドレスや件名を設定した後に、[送信]で右上の[確認して保存]を押せば終了です。自動配信メールとして保存されます。

メール設定に問題や不足があると、この時にエラーメッセージとして一覧表示されるので微修正等を行います。

[自動化用に保存]をクリックしたらワークフローで使えるメールの完成です。

通常配信のメールも同様に作成可能です。通常配信のメールの場合は、[送信またはスケジュール]で、【送信先】と【送信日時】を設定する必要があります。

通常配信メールの送信先と送信オプションの設定
★ポイント★

パーソナライズトークンの名前の後に“様”を付け忘れて送信した経験があります。あの時のことを思い出すと今でも胃が痛くなりますが、HubSpotがもともと英語圏のツールのため、姓と名、secondnameとfirstnameの扱いで何度か泣かされたものです。

今回使っているテンプレート『シンプル』の冒頭。

こんにちは、【名】さん。

【名】はfirstnameですので、日本のビジネス慣習とは合いません。送信前に忘れずに必ず確認しましょう。

作ったメールを確認しよう

作ったメールを確認する方法はいくつかありますが、確実なのは自分のメールアドレス宛に本番環境を使って実際に送信し確認する方法です。

さすがに作成途中は、本番のワークフローを何度も回すことは出きないのでテストEメールを送信しましょう。

[編集]から右上の[テストEメールを送信]をクリックすると、テストメールの受信者とプレビューで確認するための特定のコンタクトが指定出来ます。

Previewとついたメールが送られる。コンタクトの指定をしていないので文面に空白が目立つ。

テストEメール以外にもプレビュー画面や共有可能なリンクも生成されるので、確認段階によって上手に使い分けるのが良いでしょう。

プレビュー画面は、右上の[アクション]→[プレビュー]を選ぶ。

中央上部の[クライアント]では、メールソフトを指定してそれぞれの電子メールクライアント毎にどのような見え方をするのか、事前に確認することも可能です。

Zoomを使ったウェビナーの登録完了メールを作るには?

HubSpotを使ったメールの作り方を見てきましたが、ウェビナー開催時にZoomの登録完了メールをHubSpotで作るにはどうしたら良いのでしょうか?
大きく2つの方法があると思います。

  • パーソナライズトークンを使用しない方法
  • パーソナライズトークンを使用する方法

ZoomのウェビナーURLをメールに直接貼り付け、パスワードも明示する場合はパーソナライズトークンを使用せずに登録完了メールが作成できます。

(1)でお伝えした通りHubSpotとZoomを連携させた後であれば、ZoomウェビナーURLをパーソナライズトークンとして使用できます。

パーソナライズトークンとして使用できるZoomのコンタクト情報は下記の通りです。

  • Average Zoom webinar attendance duration:平均 Zoom ウェビナー参加期間
  • Last registered Zoom webinar:最終登録 Zoom ウェビナー(URL)
  • Total number of Zoom webinar registrations:Zoom ウェビナー登録数の合計
  • Total number of Zoom webinars attended:Zoom ウェビナー参加数の合計

この中で【Last registered Zoom webinar】最終登録 Zoom ウェビナー(URL)をパーソナライズトークンとして使用します。

メールの設定と送られたメール文を比較してみてみましょう。【Last registered Zoom webinar】のパーソナライズトークンが、個別のURLとなっていることが分かります。

【Last registered Zoom webinar】

配信後に受信者個別のURLとなる

Zoomからも登録完了メールやリマインダーメールは送信出きますが、HubSpotからメールを送る利点として

  • 統一されたメールクリエイティブで自社からメール配信できる
  • サイト訪問歴、開封やクリック等の反応が分かる
  • 今後の施策運用にもウェビナーのリストが活用できる
  • パーソナライズされたコミュニケーションが可能

が挙げられます。

Zoomのメール設定にもブランディングの機能がありロゴや画像を記載して、メールクリエイティブを向上させることも可能です。

例えばもしあなたが、参加3回目のウェビナー登録メールで『●●様、3回目のご参加ありがとうございます。ウェビナー終了後に●●様に限定情報をお届けしたいと思っています。もしお時間が許されましたら終了後の個別相談にお申し込みください。』と誘われたらいかがでしょうか?いつもより個別相談に前向きに検討しませんか?

複雑なコミュニケーションを最初から考え実行するのは難しいものです。しかしHubSpotのスマートルールやパーソナライズトークンを使って、OneToOneに近いシナリオ対応が出きる状態があるのとないのでは、大きな差が出てくると思います。

ZoomとHubSpotを連携させて1回目はZoomからの登録メールを送信したとしても、2回目、3回目以降はHubSpotからメールを送ってみてくださいね。

次回は、自動配信メールを実際に送信するためのワークフローの話題です。

行動デザイン#1

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