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初心者必見!SEOの3つのポイントとGoogleが掲げる10の事実

どんな企業も気になる自社サイトの検索順位。SEOはどの企業にとっても大きな課題のひとつです。
SEOに関するたくさんの情報があふれている中、よくわからないままどこかで聞いた通りの施策を打ってはいませんか?
今「効果的」と言われている対策方法が、明日には時代遅れになっていることもあるSEO。
専門的なことまでは分からなくても、各Web担当者が基本的な考え方をおさえておく必要があります。
今回は、知識も技術もないけれどSEOも担当しないといけなくなった…というご担当者様のために、これだけはおさえておきたいSEOの基本的な考え方についてご紹介します。

Googleに評価されるための3つのポイント

SEO対策の手法として一般的にサイト内のコンテンツの内容や内部リンクの構造の改善を行う「内部対策」と、被リンクを獲得しサイトの信頼性・評価を上げる「外部対策」があります。
基本的には以下の3つのポイントを意識してサイトの設計や企画を行うことが重要です。

1.コンテンツの内容は検索キーワードに対応しているか(内部対策)

例えば「レストラン 口コミ ランキング」と検索するユーザーは、評判の良いレストランの中から自分にあったレストランを探したいと考えていることが予想できます。Googleはこのようなユーザーの検索目的を満たしたサイトを上位表示できるよう、アルゴリズムを日々進化させています。
そのため上位表示させたいキーワードとユーザーの検索目的に合ったコンテンツを用意する必要があります。

2.検索エンジンにも分かりやすくページの内容が伝わるかどうか(内部対策)

よいコンテンツを作成しても、Googleが認識できないと検索結果には反映されません。例えば各ページでのmeta情報やHTMLの記述を正しく行うなど技術的な内容から、サイトの構造についてなど全体に関わることまで、企画の際にしっかりと検討を行い、運用でチューニングを行う必要があります。

3.第三者から評価されているページであるかどうか(外部対策)

Googleは第三者から評価されているサイトを高く評価します。評価の基準は被リンクの量と質です。どのくらいの被リンクを得ているか、信頼できるサイトから被リンクを得ているか、同じテーマを扱うページから被リンクを得ているかなどを基準としています。外部サイトからのリンクについては役に立つコンテンツ、共有したくなるコンテンツを用意することから検討しましょう。
今回挙げた3つのポイントは基本中の基本の内容。ご存知の方も「いまさら理論はいいから具体的に何をしたらいいのか教えてほしい!」という方も多いかもしれません。
しかし冒頭でもお伝えしたように、今「効果的」と言われている対策方法が、明日には時代遅れになっていることもあるのがSEO対策。
大切なことは具体的な施策でも、評価されるためのポイントでもなく、なぜその施策が有効と考えられるのか?なぜ3つのポイントをおさえるべきとされているのか?の理由の部分なのです。

そもそもSEOとはなにか?

SEO対策とは一般的に「検索結果で自社サイトを上位表示させ、自社サイトを多く露出するために行う対策」のことを指します。
そもそもSEOは
Serch Engine Optimization(検索エンジン最適化)
の省略です。つまり、検索結果で自社サイトを上位表示させるために、検索エンジンに評価されるWebサイトを構築(検索エンジン最適化)するための対策をSEO対策と呼ぶわけです。
世の中にはGoogleやYahoo!など、様々な検索サービスがあります。
全世界の検索エンジンシェアをみてみるとGoogleが90.46%、bingが3.13%Yahoo!が2.21%となっています。
出典:http://gs.statcounter.com/search-engine-market-share

つまり、SEO対策は実質的にGoogle対策になるわけです。

Google が掲げる 10 の事実

それではどのようにしたらGoogleから高い評価を得られるのでしょうか。ヒントはGoogleの理念にあります。
SEOに関してのみ言及しているものではありませんが、Googleの考え方の根源を読み解くことで、Googleがなぜそのサイトを上位表示させるのかその理由を知ること、ひいては本当に必要なSEO対策がみえてくるはずです。

Google が掲げる 10 の事実
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。

出典:Google が掲げる 10 の事実

それでは各項目についてサイト運用やSEO対策に置き換えて考えてみましょう。

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

ユーザーにとって有益なものが上位表示されるということになります。まさにサイトのあるべき姿を一言で表していますね。小手先のSEO対策に注力するのではなく、ユーザーにとって役立つ情報が提供されているかどうかをきちんと見直し、改善していく。これが最も重要なポイントになります。

2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。

色々な施策・企画をやりすぎて全てが中途半端になっていませんか?中途半端で中身の薄いサイトより、しっかりと物事を突き詰めた専門性や独自性の高いサイトの方がユーザーから支持され、Googleからの評価も高いサイトになるのです。

3. 遅いより速いほうがいい。

お客様への対応は早ければ早いほどよいですよね。サイトにおいてもそれは同じです。例えばページ表示速度やサイト内の情報整理の仕方など、訪問者がスムーズかつストレスなく必要な情報を探すことができるサイトを設計する必要があります。

4. ウェブ上の民主主義は機能する。

Googleは外部リンクを「投票」として捉えているため、依然として「リンクの重要性」には変わらないようです。
ただし、どのサイトからリンクされているかも重要な指標の一つとなっているため、自作自演のリンクや有料リンクなどが評価されることはないでしょう。

5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。

スマートフォンやタブレットなどの登場と普及伴い、ユーザーは様々なデバイス・場所からサイトに訪問できるようになりました。Googleからも2018年3月より正式にモバイルファーストインデックス(MFI)に準拠したサイトの移行を開始したことを発表しています。現在は「モバイルファーストに対応できているサイト」のみが対象とされていますが、ゆくゆくは準備ができていないサイトも対象になっていくでしょう。
モバイル端末からの検索ニーズに合わせたインターフェイスやコンテンツについても、しっかりと検討する必要があります。

6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。

Googleはズルをするような行為は認めません。
【引用】Google のユーザーは Google の客観性を信頼しているのであり、その信頼を損なって短期的に収益が増加しても意味がないのです。/出典:Googleが掲げる10の事実
有料リンクの購入やワードサラダなどGoogleを欺いて検索上位に表示させるための施策、いわゆるブラックハットSEOを野放しにするということはGoogleにとってユーザーの信頼を反故にすることになります。当然ペナルティを受けるリスクが発生するわけです。
他の事実を見ても明らかなように、真っ当なサイト運営を行うことが成果につながる近道といえるでしょう。

7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。

今、提供しているコンテンツのみに満足してはいけません。日々新しいサービスやテクノロジーが世に出ている昨今、ユーザーに対しても常に新しいものを提供する必要があるでしょう。

8. 情報のニーズはすべての国境を越える。

国内からのニーズのみならず、海外からのニーズについてもしっかり検討し、場合によっては他言語のサイトを用意する必要があるかもしれません。
また少し前に話題になったGDPRへの対策など、海外からのサイト訪問者の可能性などに備えて日々情報を収集しサイトを改善していくことが重要です。

9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。

これは色々な捉え方ができますが…、サイトやSEOの話で考えると型にはまらず様々なアイディアを生み出すことも大切ということですね。

10. 「すばらしい」では足りない。

たくさんの情報に溢れ、競争が激しい昨今。サイトにおいても「すばらしい」という体験は大前提として、「すばらしい」の先に何を提供できるかが重要です。
現状に満足せず、常にユーザーの期待を上回るものを提供し続ける。
大変なことですが、その積み重ねがユーザーからの支持、ひいてはGoogleからの評価と検索順位につながるのではないでしょうか。

まとめ

SEOの近道は、ユーザーに好かれるサイトにすること。この一言に尽きます。
色々対策はしているのに、成果が上がらないなと感じたら、一度原点に立ち戻って見直してみるのはいかがでしょうか。

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株式会社ジェネシスコミュニケーション

ジェネシスのマーケティングプロフェッショナルが編集を担当。独自の視点で厳選した実践的ナレッジをお届けいたします。

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