~2020年の夏をどう乗り切るか~東京オリンピック混雑予想カレンダー
[最終更新日:2019.07.02]
6月20日、東京2020大会オリンピック観戦チケットの抽選結果が発表されました。
オリンピック開催まで期待がふくらみますね。そして期待とともに心に残る一抹の不安。
『オリンピック開催期間中、都内へ出勤して仕事が出来るのか?』
もちろん物流や輸送に関わる業務の皆様はすでに色々手を打っていらっしゃるかと思いますが、一般のビジネスパーソンの皆様はいかがですか?
会社でリモートワークを導入する?その期間はお盆休みと有給休暇で休み続ける?
でもやっぱり都内に出勤しなければいけない私、そして皆様も一緒に考えていきましょう。
開催期間と祝日を確認する
まずは開催期間と祝日について確認してみましょう。2020年はオリンピック開催にあわせて祝日の【スポーツの日】が7月に動きます。
・オリンピック開催期間:2020年7月24日(金)~8月9日(日)
・パラリンピック開催期間:2020年8月25日(火)~9月6日(日)
開催期間中の祝日
・2020年7月23日(木) 海の日
・2020年7月24日(金) スポーツの日
・2020年8月10日(月) 山の日
これをカレンダーに重ねて週休二日制(土日休み)で考えると下記の通り。
オリンピック開催期間中の7/27~31、8/3~7の10日間をいかに過ごすかがポイントとなりそうですね。
観客数の予測数は?
2018年3月の東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の資料には
観客数(予定)
・オリンピック 780万人
・パラリンピック 230万人
となっています。
また、右肩上がりの訪日外客数(2018年で3100万超:JNTO日本の観光統計データより)を考えると、2020年の夏の朝、いつも混雑する通勤電車には、ビジネスパーソン、夏休みの学生、オリンピック観戦予定の観光客、訪日観光客が乗車することは想像に難くないのが現実です。
競技施設と最寄り駅や路線を確認しよう
東京都オリンピック・パラリンピック準備局には大会輸送影響度マップが出ています。
引用:東京オリンピック・パラリンピック準備局 大会輸送影響度マップ から
https://2020tdm.tokyo/map/
1つ1つの時間帯や地域を確認して来年の行動計画を立てても良いのですが、すこしざっくりとオリンピックの影響を都内中心に考えてみたいと思います。
競技開催施設・会場を勝手にエリア別に分けしてみました。
【都内:有明・臨海エリア】
有明アリーナ/有明体操競技場/有明アーバンスポーツパーク/有明テニスの森/お台場海浜公園/潮風公園/青海アーバンスポーツパーク/海の森クロスカントリーコース/海の森水上競技場/IBC/MPC(東京ビッグサイト)/選手村
【都内:辰巳・木場エリア】
東京アクアティクスセンター/東京辰巳国際水泳場/夢の島公園アーチェリー場/カヌー・スラロームセンター
【都内:総武線上】
オリンピックスタジアム/東京体育館/国技館
【都内:皇居近郊】
日本武道館/皇居外苑/東京国際フォーラム
【東京:西部エリア】
国立代々木競技場/東京スタジアム/武蔵野の森公園/武蔵野の森総合スポーツプラザ
【東京:その他】
馬事公苑/大井ホッケー競技場/陸上自衛隊朝霞訓練場
【埼玉県】
さいたまスーパーアリーナ/埼玉スタジアム2002/霞ヶ関カンツリー倶楽部
【神奈川県】
横浜国際総合競技場/横浜スタジアム
【千葉県】
幕張メッセ Aホール/幕張メッセ Bホール
※都内への通勤に影響が少なそうなエリアでの実施を除く
競技が開催される施設の近辺にお住まいの方や会社がある方は既に混雑を覚悟されているかもしれませんが、混雑はそこへ向かうターミナル駅でも起こりえます。
東京有明&臨海エリアで競技がある時は「豊洲駅」、「大崎駅」、「新橋駅」が、埼玉エリアで競技がある時は「池袋駅」、東京西部エリアで競技がある時は「新宿駅」等と、有明からは遠いから大丈夫なんて思ってましたが、開催期間中の混雑が他人事ではないと今更ながらに強く感じます。
ちなみに弊社は6路線3駅使える立地にあるのですが、日本武道館で競技が開催される時と、総武線を利用時には特に注意が必要そうです。
エリア別に混雑状況を考える
すでに公開されているTOKYO2020 オリンピック競技スケジュール、こちらのスケジュールに、マーケの強化書が勝手に分類したエリア別を合わせて、開催される競技をカウントすることにより、混雑の様子をザックリと見える化してみました。
※注意:2019年6月現在の情報を元に作成。予定の変更や競技施設の規模・開始時間等により混雑状況は変わっていきますので、正確な情報は公式サイトからご確認下さい。※
いかがですか?実際のオリンピック開催中の混雑状況とは異なるかもしれませんが、来年の夏をどのように過ごせば良いのか?1つの目安となれれば幸いです。
上記の混雑を見える化した際に作成した資料(エリア別競技施設毎に開催競技名を入り)を読者の皆様と共有いたします。
開催時間や施設の規模等、もっと情報を盛り込んだ資料を作成し、オリンピック開催期間中にスポーツ好きなスタッフが2020年の夏どこにいるのか?混雑をさけて通勤しないといけない日はいつか?等が分かる資料を作ろうかなぁなんて考えてますので、期待せずにお待ちいただければ幸いです。2020年は仕事もオリンピック観戦も楽しみましょう!
▼▼スポーツ好きなあなたに読んでもらいたいマーケの強化書オススメ記事▼▼
・勝手に潜入?! Bリーグのスマホ起点マーケティングを取材
・JリーグとBリーグの相違点にみるデジタルマーケティングの現在地
・「顧客区分の作り方」 – Jリーグクラブの担当者になったつもりで
・横浜ベイスターズに学ぶターゲット戦略。データを活かし、ターゲット設定をより精緻に。
・ゴル女を増やすマーケティング的思考